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水圏の生物多様性評価に挑戦する TASUKI -襷- Project

概要

株式会社フィッシュパス・株式会社フォーカスシステムズ・株式会社リバネスで行うTASUKIプロジェクトは、次世代の研究者である中高生とともに、水圏の生物多様性評価に挑戦している。
なかなか触れることのない環境DNA技術を取り入れながら採水サンプルからの網羅的な生物種解析を行っている。得られた調査結果をもとに、データの解釈や科学的な考察を行い、「まだ誰も知らない発見」に自らたどり着くプロセスを経験するプログラムとして運営している。
調査・研究活動を通して、多様な生き物たちが生息する地球環境の現状と人間社会とのつながりを探求することで、自然の豊かさに気づき、行動することのできる次世代を育むことを目指す。

技術面における強み

環境DNA分析とは、調査水域から水を汲み取り、その中に含まれるDNAを分析することで、周辺に存在している生物種を推定する技術。
本プログラムではアカデミックパートナーとして福井県立大学地域連携本部、龍谷大学生物多様性科学研究センターにも協力いただき、湖や河川の生物多様性評価を行っている。
技術としては海域での分析も可能。

導入事例(実証実績含む)
提供した相手
秋川漁業協同組合(多摩川水系) 滋賀県河川漁業協同組合連合会(琵琶湖水系)
活用事例
東京都立立川高等学校、東京都立武蔵高等学校が、秋川漁業協同組合の協力のもと、多摩川水系での生物多様性評価を実施。 滋賀県立高島高等学校、滋賀県立八幡工業高等学校が、滋賀県河川漁業協同組合連合会の協力のもと、琵琶湖での生物多様性評価を実施した。
  • 現地調査の様子

  • 秋川漁業協同組合総代会での報告会の様子

  • 滋賀県河川漁業協同組合連合会への報告会の様子

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