海洋資源保護・再生
「海洋再生資材」の開発

概要
海藻類の繁茂に寄与する着生基盤を目指し、自然由来の素材を原材料とした「海洋再生資材」の実証試験を行っている。様々な内装建材の開発と製造を手掛けてきた大建工業が海洋再生資材の開発を担い、リバネスと大成生コンが企画とモニタリングで協力する形で本プロジェクトを進めている。
この実証と将来的な事業としての展開を通じて、海洋生物や海洋環境の再生・保全に貢献し、海の豊かさを増進することを目的とする。
資材は構造や成分が異なる複数種類を開発し、海藻増殖により有効な手法を検証することを目標として最初の実証試験を香川県三豊市で実施している。実証期間中は大成生コンを中心に、回復傾向、造成動向を調査し、海洋再生に貢献する新資材の開発に向けた分析を進めていく。
導入事例(実証実績含む)
- 提供した自治体
- 香川県三豊市
- 活用事例
- 香川県三豊市および三豊市で長年漁業を営む詫間漁業協同組合との連携により、2025年1月より実海域での効果検証試験を実施している。
大建工業株式会社
- 所 在 地 :
- 本社:大阪府大阪市、東京事務所:東京都千代田区、R&Dセンター:岡山県岡山市
- ウエブサイト:
- https://www.daiken.jp/
- 設 立 年 :
- 1945
- 問い合わせ先:
- 086-264-5671 (R&Dセンター 石黒 成紀、辻 真輝)
